カテゴリ:HG > hgucガーベラテトラ

新年明けましておめでとうございます
tokosukeです、今年の目標は陸ジムを含めHGを6体仕上げることです

3年間で一体しか完成させなかった過去から考えると10倍界王拳どころの話じゃありません
勿論適当に作るつもりは無いです

ということでタイトル通り陸ジムの次はガーベラテトラに決定

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陸ジム工作時に、次は丸いジオン系で塗装はオリジナルの光沢仕上げでいこうかな、と
ケンプファーかガーベラテトラが候補にあがり、あえて機体の先入観が無いガーベラテトラを選択

組んでびっくりあらいやだ

なにこれめちゃくちゃカッコいい

ガンダムにわかなtokosukeはノーマークなこの機体に大興奮、組んでから既に4日ほど経ってますが未だ興奮が収まらずスマホの検索履歴がガーベラテトラで埋まっていく始末
スタイル良すぎバランス良すぎ足首ポリキャップ固すぎ

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胸と股の凹凸、脚の尖り具合と逆くの字のライン、丸いふくらはぎ等本当にたまらない
あー鼻血でそう


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このバックショットも出血多量もの
巨大な肩バーニア、バカ長い背負い物もケレン味があってそそる

この機体、ガンダムやガンプラの初心者から見るとカラーリングが漢らしい程単調なのと下半身がヒョロッとしたパッケージで損してる気がします

外装一色で明度の高い赤なので立体感を捉えにくく情報量も少ないため、各部のフォルムに目が行くよりも先にのっぺりした印象を与えているのでは

腕、肩、足、胴などの各部位毎に細かなディテールや色分け、デカールを散らしてやれば自然とフォルムに目が運ばれて良いかもなーと夢想してみたり

なにはともあれ、素組み派でも改修塗装派でも懐深く眺めて楽しめるキットだと思います

ガーベラテトラと聞いて脳内イメージがぼやけている自分のような人には是非オススメ!!



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個人的になんの文句も受け付けないこのスタイル
原作や設定画から比べたらやはり現代的で上半身が軽く足が長く見えますが、スタイルに関して手の加えどころが今の自分には全く見えません


ちなみに組む時の注意点として足首のポリキャップがそのままだと異常にはまりづらいです
無理矢理はめると、外す時に恐らく高確率で関節が折れます
なので受け側の凹キャップの入り口をデザインナイフで少し削ってやりました

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削る場合は慎重に、ほんの少し削り、入るか試しての繰り返しでやらないと気づいた時にはスカスカになってしまいパーツがお釈迦になります
自分はテンション調整したにもかかわらず既に関節部が白化してます。補強せな

加えて肩パーツの関節部も弱いです
テンションのかかる部位なのにやけにプラがスカスカです。パテやプラ板で補強するか、なるべく動かさずにいた方がいいでしょう




さあガーベラテトラに本格着工だ

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いきなり無関係な画像なのだが、これはそこらの100円ライターをバキバキに分解して得たクラフト素材達

一本のライターからこれだけの精密部品が手に入る事を最近知った。ガーベラにもなんか使えそうだねー

因みに私は分解時ニッパーやペンチで潰したが、プラの破片が飛び散って危ないので予めマスキングテープでライターを覆うようにした。気をつけてね。
ちなみにガスが残っていると気化した瞬間爆発するのでちゃんと使い切った物を分解しましょう。




さあガーベラテトラ、パート1でべた褒めしたが気になるとこが無いわけではない。まず足首可動域が…

最大前傾姿勢

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続いて最大後傾

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学生時代の私を遥かに凌ぐほどの前傾のやる気の無さ

和式便器で大を足そうとすると後ろにひっくり返ってしまうという意味不明なことを言っていた友人Kを思い出した

ということで

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画像撮り忘れたので結果画像、関節の干渉部位を削ったのみ。これで前後に足を開いても自立可能に。これでよしとしましょう。


次は腕部

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合わせ目。なまじ出来のいいガンプラだけに、突然こういった男臭い分割に出くわすとバンダイから「コストの限界だ、後は君次第だ!」と何かを託された気分になる。

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ダボ受けを四ヶ所削り、他の干渉部分もチラホラ削ってようやく加工完了。塗装後接着ですね


ちなみにキットの合わせ目が出るパーツ達がこちら

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結構多いけど手間なのは腕と武器くらい





続いて足裏の肉抜き

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男臭すぎた

もはやこれが正しいディテールなのではと錯覚するほど男臭い

ブログを漁ると先代の偉大なるモデラー達があの手この手で "納得する形" に仕上げている。一流モデラーを目指すtokosukeはこの程度の障壁でいちいち後ずさりするわけにはいかない

ここはサクッと仕上げて涼しい顔をしながら次の工程を紹介したいところだ



プラ板か?パテか?

あーなるほど?

ふむ。はいはい

……。




パチッ

あっ、やべ





ザリザリ…ザリザリ…



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おっさんがー
夜なべーをしてー
あしうーら埋めてくーれー…



いや、


すんません次回に持ち越します。






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仕事後に会社のガレージ内で作成、はい、これ撮影スタンドの骨のつもりです。一応左右に紙を張れるように可動式。

土台がずっこけるのでそこらにあったブレーキパッドの残骸をくっつけて安定、てか重い。

100均の紙を挟んで垂らして光当てれば簡易撮影ブースの完成。
片付け手間だけど省スペースで仕舞えるようにしました。末永く使えるといいな



さて前回からまたいでしまったガーベラテトラの困った足裏君。

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バーニアをくり抜き撤去

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ディテールパーツを置いて塗り分けを楽に。残りの穴はSSPパテで埋め。上下の隙間は敢えて残してエアリー仕上げ。バーニア部がバーニアらしくないので思い切って金属パーツでも使ってみようかしら

たかが足裏、されど足裏。これで少しでもスタンド映えしてくれたらいいな、と願いを込めて作業しました。

もうね、アップアップですよ。

とてもじゃないがサラッとこなせる作業じゃあない。改造改修する人はみんなドMだよなーと思う。同時にその熱量に感服。


次は膝裏

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パテ埋め後関節干渉部分を削った。
手持ちの金属平ヤスリが幅ピッタリでラッキー時短
このままだと淡白なので筋彫り等加える予定です。


お次は腹部

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ダボを切り取り土台(プラ板部)を斜めに接着、腹側を低く背中側を高くすることで胸部の前傾を強める。
また、干渉部分を整形して上下の可動範囲も広げた


胸部

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ダクトをくり抜きフィンを作る
フィンは男の憧れ、スポーツカーなどのエアダクト内部に走る一筋のライン、浪漫の塊なのである。
控え目なコの字のくり抜きでメカチックに
ダクトの形状に合わせ微かな湾曲を加え接着、するとこの通り

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カエルになります。


ん?ちと待った



カエル様が突如おいでなすったでーー
笑ってらっしゃるでーー


間違いなくカッコ良くなると信じて作業した結果これである。
以後どんなガーベラテトラを見ても胸元にカエルがいるとしか思えない病にかかってしまった。やばい。もはやこの記事閲覧注意レベル。

コの字の切り欠きが尚更カエルの目に見える。全然控え目じゃない。
そもそもジオン系のフォルムにコの字は相性微妙?そんなことはないはず、いや、わからない

いや違う、きっと色だ
白が目立つから違和感があるだけだ

慌てて画像加工

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地味だけどまぁ…黒ならまぁ…

ちなみに成型色カラーだと

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うん。まぁ、白以外で暗めなら何でも大丈夫そう

自分から手を入れといて大丈夫そうってのもなんだかな…

カエルっぽくなければいいかとか思ってる自分が情けない

ディテールアップは難しいですね。
こういうとこシャキッとカッコよく仕上げる人に憧れます。


最後にモノアイ

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Hアイズモノアイが無かったのでビームサーベル等のクリアランナーについてる突起をライター線香などで熱して

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まるーくします

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カット

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市販パーツと組み合わせて

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シャキーン
(頭がやたらでかく見えるのはカメラの画角の関係です)

モノアイスペースは元パーツの邪魔な部分をカットしたら下に2ミリ丸棒がピッタリ入るスペースがあったので加工が楽でした。
ヘッドパーツを外し、手動ですがモノアイ可動します。

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ガーベラテトラの工作はこの程度にして、塗装で魅力を出していけたらなと思ってます。
なので次回から塗装に突入します。






こんにちはtokosukeです。

ガーベラ塗装に入ります、キャンディレッドです。現行車のようなツヤツヤクリアレッドを目指しつつ、最終仕上げに光沢かつや消しかを現物を見て決めていきます

ギラドーガ・陸ジムと地味目な塗装が続いたので今回は派手に!キャンディ塗装初挑戦ー

色の構造・手順として

1.サフ
2.ベースカラー
3.クリアカラー
4.クリア

となります。

一般的に光沢黒の上からメタリックを吹き、クリアカラーを入れていくのがキャンディの定石ですが、メタリックの輝きを少なく抑えたいのと、色味のグラデを楽しみたいので赤ではないベースカラーにメタリックを少し混ぜ、下色とします

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大まかに調色。左がクリアカラー、右がベースカラー
ベースカラーにはメタリックを入れてます。

んで私の塗装ブースを住み家とするズゴックに試し吹き。いつもありがとうございます。まずはベースから

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んー何かに使えそうで使えなさそうな絶妙な色、フレームの一部や金属のグラデなどに使えるかな

乾燥後クリアカラーを塗装
シャア専用っぽくなりちょっと嬉しそうなズゴック

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すぐまたグレーに戻るけどね
右足がクリアカラー1回、左足が3回、左腕が5回になります。

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光の当たる面のみシルバーが反射して、キャンディらしく面白い効果が得られました。

クリアに混ぜる塗料の濃さで塗り重ねの結果が変わってきます。
どこで止めるかはお好みで

んでこの色、とりあえず没!ガーベラに塗りたい色じゃない…という事で再度調色

ベースのオレンジを茶ピンクに、クリアは暗い赤に変更し再度テスト

左から0回、2回、4回、6回、8回です。

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テストピースをスプーンに変えたためなのか前回よりやたら綺麗に見える。表面処理って大事だね。

4回だとオレンジっぽく、8回だとシャアっぽいので6回吹きの赤に決定。下色が楽しめるギリギリの赤。

ガーベラテトラはこの色でいきます。

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3回塗り時点、均一に塗っているつもりでも赤みに僅かにむらが出るので都度修正。これはいい修行になる。クリアの赤が濃かったのかも?

あえてパーツ毎に色味を変えようかと迷ったけど、ガーベラテトラの単色っぷりに個性を感じるので今回は外装全パーツ同じ赤で統一

下地のピンクがいい具合にエレガントなので、シャアレッドと差別化したい場合はここで止めるのもアリな気がします。

シーマ様はどの色をお望みだろうか。

とりあえず当初の予定通り赤を更に追加


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んーこいつぁ赤い、シャアより目立っちまう

結局4回の塗装で6回吹きの赤になりました。テストピースとは一体…塗装は奥が深い

今回はここまで、次回はデカール→透明クリア→磨きの予定です。

そろそろ次の機体を探さねば



こんにちは、tokosukeです。
今回工作少ない分塗装にこだわるつもりでやってますがなかなかの牛歩っぷり
乾燥という作業をもじもじしながらやってます



〜前回からの進展〜

エナメル塗料でフレーム塗り分け

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デカール意識的に多めに

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あとはクリアたっぷり吹いてまた乾燥という作業…


1週間ほど寝かせてオーケーなら研ぎ出し開始予定です。1週間か…

乾燥機買うかー(遅

次回で完成回になると思います




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